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劇団似桜花 HP

劇団似桜花、始動。
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小生の部屋に今やつは転がっております

彼の名はベース

間違うことなき四本筋の通った弦楽器です。

こやつが色々な経緯を経て我が家にやってきて2ヶ月。アイデンティティとも言うべき弦も錆び、居候よろしく片隅でゴロゴロしている役立たずでありました

そんなある日。


ちょっと仲良くしてみるかな

小生が思ったのがきっかけでした

齢25。
はや四半世紀を生き、その知恵と技でお国ために、家族のために身を粉にして闘わんとする紳士淑女

世の25がそんな大人物になんなんとしているなか青春のデンデケデケデケ状態に逆行している自身に一抹の不安が残ることは認めざるえません

しかし、これで身を立てんというわけではなく、一つの気晴らしだ

気晴らしで楽器に触れてみるのもいいぢゃない

そんなわけでチューナーを買い教則本を買い、弦を張ってみる

ここにおいて知るのだが河瀬くん言ではベースとは単体でやってもよく分からんものらしい

主にバンドでリズム取る役割なのだ

つまり、流しのギター弾きはいても流しのベース弾きはいない

そして自慢ではないが小生、よく考えれば音楽という物は一切やったことがなかった。

小学時代リコーダーは2ヶ月でなくし、
音楽会のハーモニカはお茶を濁し、
知り合いのバンドでは木魚を叩いてきた小生だ

そんな男がこのような繊細な楽器と対峙してよいのか?
そうは逡巡してみるが、手元にはベース。タンバリンもマラカスもない。

あとは天才的ベーシストとしての才能を持っていると信じて弾くことしか手段は残されていないのだ。迷っていても仕方ない

よし!

決起した小生は教則本片手に渾身の力でもって相棒にピックを振り下ろす…


やあ!

ブン!

ピックは風を切り、光沢美しい弦と弦の間に吸い込まれた


…ペシッ、ぼい~ん


小生の気迫の一撃に相棒は高木ブーもかくやという間抜けな声で答える

うむ。

アンプもないし、初めてだから仕方ない

だが、

それにしてもいかん、情けない

まあ、ペシは許そう。なんとも不甲斐ない音だが数をこなせば徐々に変わっていくだろう

だが、ぼい~んは許せん。とても間抜けだし改善の余地が感じられない。それになんかスケベだ。

これじゃあ変人のペンペケペケペケだよ

嘆きながら齢25の男はドレミを弾く。

ジャンジャカジャンジャカ時々ぼい~ん

いつまでもぼい~んが鳴り響くなか小生の練習は進むのであった。

うん、楽しかった。
ヒマができたら時々弾いてみようと思う



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